中学校卒業式 2017


平成二十八年度 中学校卒業式 祝辞             

 卒業生の皆さん ご卒業、おめでとうございます。
本日の卒業式にあたり、PTAを代表して、お祝いの言葉を
述べさせて頂きます。
 卒業生の皆さんに伝えたいことが二つあります。
 ひとつ目は、「感謝の気持ちを忘れない」ということです。
 皆さんは、生まれてから 今日この日まで、保護者の方々をはじめ、
たくさんの人たちと出会って、支えられたからこそ、無事に卒業式を
迎えることができたと思います。
 今まで自分を支えてくれた保護者や、友人、先輩・後輩、先生方、
そして、これからの人生で出会い、支えてくれるであろう人たちに、
「ありがとう」という、感謝の気持ちを忘れないで下さい。
 ふたつ目は、「今を一生懸命に生きる」ということです。
 皆さんの人生は、それぞれの「縁」によってつながり、
未来に向かって、常に「今」を生きています。
 組み紐のように、よりあつまって形を作り、ねじれて からまって
時には戻り、途切れて、またつながって 結ばれていく。
 誰でも 何かが足りないぐらいで この世界に居場所はそうそう
無くなりはしません。
 過ぎた事、選ばなかった道、みな 覚めた夢と変わらないのです。
 皆さんが選んでいる道は、皆さんにとって最良の選択の結果です。
 それぞれの今を生きる一生懸命な努力は、〇〇中学校という
大きな縁によって結ばれた皆さんの 大きな財産となります。
 卒業生の皆さんの 今後の人生の健闘を祈っています。
 
 卒業生の保護者の皆さま 本日はお子さまのご卒業、
誠におめでとうございます。
 3年前の春は暖かい日が続き、晴れ渡った〇〇中学校の入学式に、
中庭の満開の桜が出迎えてくれたことが まるで昨日の事のように
思い出されます。
 かわいく、あどけなかった子どもたちですが、この3年間で、
自分で考え、自ら行動する機会も増えてきたことと思います。
 子どもたちは 本当に大きく成長し、立派になりました。
 卒業式の この凛とした静けさの中で、整然と胸を張り、
卒業証書を受け取る我が子の姿に、皆さまの思いも、ひときわ
感慨深いものではないでしょうか。
 一生懸命に子を育て、この良き日を迎えられた皆さまに、
心よりお祝い申し上げます。

 ご来賓の皆さまには、大変お忙しいところを、本校の卒業式に
ご臨席賜り、また 共にお祝い頂けますことに、お礼を申し上げます。
 誠にありがとうございます。
 私ども〇〇中学校の生徒が、安全・安心な登下校や、放課後・休日を
過ごすことができるのは、〇〇中学校区という、名古屋市内でも
有数の、穏やかで落ち着いた地域造りに、日々ご努力されている、
皆さまのご活動があってのものと思います。
 日頃の地道なご活動に 改めて深く感謝を申し上げるとともに、
本校に対し 今後とも、より一層のお力添えをお願いしたいと思います。
 
 最後になりましたが、〇〇校長先生をはじめ、教職員の皆さまに
おかれましては、卒業式の今日、この日まで、大変熱心にご指導を
頂きました。
 先生方、本当にありがとうございました。
 卒業生たちと共に過ごしてきた3年間、たくさんのことがあったと
思います。
 日々の学習はもちろん、委員会や部活動、体育大会、合唱コンクール
稲武野外学習、修学旅行など、たくさんの行事の中で、卒業生たちは
本当に大切なことを、先生に教わってきました
 本日を持って、子どもたちは本校を卒業しますが、今後においても、
この子たちの良き教師として、また人生の先輩として、輝く未来を
見守っていただきたいと思います。
 よろしくお願いします。
 
 以上をもちまして、私からの祝辞とさせていただきます。
 
                      平成二十九年三月三日



中学校正門に掲げられ、春の風にたなびく日本国旗
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祝辞
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祝辞にナオキのサイン
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卒業式会場
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