春休みの ある日の できごと・・!

以下の文は、名古屋市内のとある中学校が発行する「学校便り(H26年度4月号)」からの引用です。







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 年度の明けた4月初旬のある日の夕方。学校に一本の電話がありました。

「地域の者ですが・・」と名乗る方からのその電話は、「今日、○○公園で○○中を卒業した
ばかりの野球部の生徒6名が・・」という内容で始まりました。この感じは、何かよくないこと
の通報とか苦情とかが多いのが実情です。思わず、こちらも身構えてしまいます。

 さらに、「ウチの子、今3歳なんですが・・」と続き、「まさか3歳児をいじめたの?」とか
頭をよぎったものの、「その3歳の息子に対して、本当に上手に遊んでくれまして、息子も
とても喜んでいました。今の中学生って、こんなに上手に小さい子の相手ができるんですね。
何だか、うれしくなって電話してしまいました」という内容でした。

 ホッとすると同時に、うれしさがこみ上げてきました。そういえば、卒業式の答辞で
「私たちは、この地域の中で育ちました。いつの日にか地域に恩返ししたいと思います」という
くだりがありました。「本当に恩返ししているんだな」と感じずにはいられませんでした。
ちなみに、この卒業生たちは、名乗らなかったとのことです。

 電話の主は、「ウチの子も将来○○中にお世話になります。そのときもよろしくお願いします」
と告げられました。こうした「つながり」がある以上、○○中の未来は明るいと実感しました。

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今春卒業した野球部員の顔が思い浮かびます。

間違いなくナオキの先輩たち。(学校もクラブチームも)

本当に良い子たち。