中学生・高校生のための放射線副読本 平成30年9月文部科学省

2018年12月17日(月) 

今日、ナオキが高校から持って帰って来て、私に手渡してくれたこの副読本


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内容について話を聞き、私も全て目を通した。

↓ 冊子の中の12ページ目
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最低、このページだけでも読んでほしい。

「(1)福島第一原子力発電所事故について」 → 9行で説明がされている。

「中学生・高校生」が対象だとしても、たったこれだけの記述で足りるのだろうか。

何重もの安全対策を施し、何が起きても絶対に安全だと押し進めてきた原子力

地震津波により、あっという間に全電源が喪失し、絶対にあってはならないメルトダウンが起きた。
これは、国際原子力事象評価尺度(INES)の尺度で最悪の、「レベル7」(深刻な事故)。
レベル7の事故は、今まで福島とチェルノブイリ原発事故の、2件しかない。

詳細は割愛するが、あまりにもあまりにも、事故を矮小化し過ぎてないか。


私が更に核心と思える点。
ページの最後(一番下)

5 ・・・継続的な注水により・・・安定した状態を維持・・・

何それ?

注水の結果、汚染水はどれだけの量になったの?
そもそも、汚染水は、どうするの?
増え続けるタンク。

たまたま、今日のニュース
※私は共産党員ではありません。

東京電力 福島処理水ポータルサイト(2018年12月10日開設)





高校の先生も 「この副読本、100%全部を全部信じてはいけないよ」 と。   流石。






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あと約30年で廃炉ができたと仮定する。(絶対に無理だと思う)

22兆円=220,000億円
220,000億円÷30年 = 1年あたり7,333億円
7,333億円÷365日 = 1日あたり20億円
20億円÷24時間 = 1時間あたり8,333万円
8,333万円÷60分 = 1分あたり138万円      (すべて概算)

最短30年後の、廃炉完了のその日まで、今までもこれからも、1分あたり138万円の費用が掛かっている。
今、この私のブログを見てくれている、たった3分の間に、もう400万円が飛んでいる。