平成29年度 中学校入学式

平成二十九年度 〇〇中学校入学式 祝辞          
 
春の日差しは日に日に長く、そよぐ風もだんだんと心地良く
感じられるこの季節。
平成二十年度の新入生の皆さん 〇〇中学校へのご入学、
おめでとうございます。
皆さんのご入学を歓迎し、PTAを代表して、お祝いの言葉を
述べさせて頂きます。
新入生の皆さん、今日の入学式には、満開の桜を眺めながら
登校して来たことと思います。
 あいにくの春の雨模様ですが、さて、皆さんの好きな季節は
いつでしょうか。
 入学式を終えて、満開の桜が散る頃には、一斉に草や木々が芽吹き、
緑の色が濃くなっていきます。
やがて白い入道雲が湧き、降るような蝉時雨に包まれる夏。
高く澄んだ青空、トンボが飛び交い、だんだんと茜色に染まる秋。
そして、初雪の冬。
日本は、春夏秋冬の四季がある、美しい国です。
どの季節にも優劣はなく、それぞれに魅力、持ち味があります。
人も同じだと思います。
「みんなちがって、みんないい。」とは、金子みすず詩の一文ですが、
とかく現代の私たちは、の人との優劣を考え、競いがちです。
この世界は、長所・短所も含め、いろいろな魅力・持ち味の人間が
居て、成り立っています。
いろいろな魅力・持ち味、それはすなわち、皆さんそれぞれの個性です。
自分や他人、お互いの個性を認めるという思いを大切にしてください。
同時に、私が新入生の皆さんにお伝えしたいのは 感謝 という言葉です。
皆さんは、生まれてから今日この日まで、保護者の方々をはじめ、
たくさんの人たちが支えてくれたおかげで、この入学式を
迎えることができました。
今まで出会えた人や、これから出会い、支えてくれる全ての人に
「ありがとう」という感謝の気持ちを持ってほしいと思います。
新たに始まる中学校生活では、幅広く、専門的になる勉強を
中心にして、楽しいこと、うれしいこと、つらいことや、
悩むことなど、たくさんの出来事があると思いますが、できれば、
そのいろいろなことを、一番身近で支えてくれている家庭の保護者の方へ
話してあげてください。
きっと皆さんのチカラになってくれることと思います。
勉強や部活動など、これからの毎日を、笑顔で楽しく過ごせるよう、
頑張ってください。
皆さんの○○中学校での、今後の活躍を期待しています。

新入生の保護者の皆さま 本日はお子さまのご入学、
誠におめでとうございます。
 凛々しい制服姿に身を包み、少し緊張した面持ちで入学式に参列する
我が子の姿に、皆さまの思いもひときわ感慨深いものではないでしょうか。
 先ほど、お子さま方には、いろいろなことを保護者の皆さまに
話して下さい、というお願いをしました。
保護者の皆さまには、我が子との何気ない日常の会話を通じて、
日々成長する子どもの思いを、更に理解し認め、支えて欲しいと思います。
教育とは、決して学校だけで完結するものではありません。
皆さまの家庭でのしつけを基本とし、その上で知識や勉学などを
学んでいく学校との両輪で、前を向いて力強く成長していくもの
と考えます。
子どもたちの成長のため、私どもPTAは、さまざまな取り組みを
行っています。
入学式を機に、新一年生の保護者の皆さまには、本校PTA活動に
対してのご支援・ご協力を、そしてなにより積極的なご参加を
賜りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

ご来賓の皆さまには、お足もとの悪いところを、本校の入学式に
ご臨席賜り、また、共にお祝い頂けますことに、お礼を申し上げます。
 誠にありがとうございます。
 子どもたちを見守り、育て、安全で安心な〇〇中学区を実現するための、
皆さまの熱心なご活動に、心より感謝を申し上げるとともに、
今後とも、より一層のお力添えを、重ねてお願いいたしたいと思います。

 最後になりましたが、〇〇校長先生をはじめ、教職員の皆さまに

おかれましては、本校生徒のご指導をよろしくお願いいたします。
 私たち保護者も、子どもたちの笑顔と成長のため、そしてなにより

子どもたちの輝く未来のために、一致協力して参ります。
新入生をはじめとした在校生全員が、教職員と共に歩み、
勉学や部活動など、実りある充実した中学校生活を送れるよう、
今後ともよろしくお願いいたします。
 
 以上をもちまして、私からの祝辞とさせていただきます。
 
                     平成二十年四月日 



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私がこの役目に就いて、一番伝えたかったこと

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