朝ごはんを食べること

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7月に行われた「中学校ブロック いじめ・問題行動等防止対策連絡会議」の席上で、

我が中学校の生活指導主事の先生が話されたこと。


「生徒が、朝ごはんを食べてくるということは、すごいことなんです。」


この出だしの一言を聞いて、私は「???」




1)保護者が、朝ごはんを作る時間・子どもが食べる時間を考慮して朝起きる必要がある。

2)実際に、朝ごはんを作る。

3)子どもは、朝ごはんを食べる時間ができるよう朝起きる必要がある。

4)実際に、朝ごはんを食べる。

5)登校支度をして、学校へ登校する。


上記のプロセス、現代社会ではすごいことなんです。

もはや、当たり前ではありません。

(1)から(5)まで、どれか一つ欠けても、朝ごはんを食べて登校することはできないのです。






単に寝坊した。

お腹の調子が悪く食欲がない。

太り気味なのでダイエット中。

などの理由で、朝ごはんを抜くというのは、言わば自分自身の選択のうちと言えますが、


そもそも、朝ごはんの用意がない。

という子どもたちがいます。


菓子パンひとつすら与えられずに、登校してくる子どもたちがいます。

朝ごはんを食べる、という選択肢がない子どもたちです。



数年前の記事になりますが、

2011年2月23日 中日新聞 朝刊 「34」社会面 子ども貧国4
http://blogs.yahoo.co.jp/murasan_1_1/archive/2011/02/24







このブログを見てくれている人たちにお願いがあります。

ご自身が、何かできることを、できる時に実行してください。


それだけです。

初めは偽善でも大いに結構。

偽りだろうが、何だろうが、「善」に変わりはありません。

続けていれば、いつかホンモノになります。




子どもたちにとり、良い時代になりますよう。