黒書院の六兵衛 完

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日経朝刊に掲載の小説、黒書院の六兵衛(浅田次郎著)が本日4月17日を持って完結しました。

いやぁ、面白かった!!

大政奉還前後の江戸城にて、勤番し続ける御書院番の士の話。
武士(もののふ)の心意気、矜持を見事に描いた小説でした!!


<第329回から>
親に貰うたものはこの体ひとつであった。
名も金もこだわるところではなかった。
そもそもおのれのありかはこの身ひとつと思えばこそ、すべてを抛って体に物言わせた。