ひまわりを探して

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虐待小4衰弱死、母親の控訴棄却 「内縁の夫の虐待に同調」…大阪高
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20110409-OYO1T00177.htm

 大阪市西淀川区で2009年4月、内縁の夫とともに次女で小学4年の松本聖香さん
(当時9歳)を衰弱死させたとして保護責任者遺棄致死罪などに問われた母親の美奈被告
(36)の控訴審判決が8日、大阪高裁であった。古川博裁判長は、懲役8年6月とした
1審・大阪地裁の裁判員裁判判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。

 美奈被告は、内縁の夫だった小林康浩被告(40)(1審判決は懲役12年、控訴)との
共謀を否定するとともに、刑が重すぎると主張していたが、古川裁判長は「小林被告との生活が
瓦解するのを避けるため、虐待行為に同調、助長していた」と指摘。量刑についても「犯行の
悪質さ、被害者のふびんさなどからすれば、(他の同種事件との)均衡を失しているとは
言えない」と述べた。

 判決によると、美奈被告は小林被告と共謀し、09年3月中旬以降、聖香さんにわずかな
飲食物しか与えず、ベランダで寝させるなどして翌4月に衰弱死させ、遺体を奈良市内の墓地に
遺棄した。
(2011年4月9日 読売新聞)

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大阪市西淀川区で昨年4月、松本聖香さん=当時(9)=を虐待し衰弱死させたとして、
保護責任者遺棄致死と死体遺棄の罪に問われた母親の松本美奈被告(35)の裁判員裁判
第3回公判が14日、大阪地裁(樋口裕晃裁判長)であった。13日の公判で証言を拒否した
内縁の夫、小林康浩被告(39)=起訴=の供述調書が証拠として採用され、検察側が朗読。
ベランダに放置された聖香さんの痛ましい最期の様子が語られると、傍聴席からすすり泣きが
漏れた。

 聖香さんは死亡前夜に小林被告から激しい暴力を受けてベランダにほうり出されたまま、
翌日午後3時過ぎに亡くなったとされる。
 検察側は、小林被告が見たベランダでの聖香さんの様子について
「横たわったまま右手を動かし『ひまわりを探している』と言っていた」
「(死亡直前の)午後3時前に『まだここで寝んの』と聞くと『ここで寝る。おやすみなさい』
と言った。その後、身動き一つしなくなった」
とする調書を読み上げた。

 また、松本被告について「一番激しくたたいたりけったりしたときも、そばで『何でわから
へんの』と聖香をしかっていた」などとする部分を朗読し、松本被告が虐待に同調していたと
強調した。
 一方、この日は弁護側の情状証人として松本被告の父親(66)が出廷。事件当時の松本被告
について「生活環境が苦しく、鬼の顔になっていた」と振り返った。

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<元ニュース>
 大阪市西淀川区の小学4年松本聖香さん(9)の遺体が遺棄された事件で、母親の美奈
(34)、知人の杉本充弘(41)両被告(いずれも死体遺棄罪で起訴)が、大阪府警の調べに、
聖香さんの死亡前夜に激しい虐待行為があったとして、詳細を供述していることがわかった。
すでに自力では立てない状態の聖香さんに、美奈被告の内縁の夫の小林康浩被告(38)(同罪
で起訴)が、殴るけるなど、「いつも以上に激しい」(美奈被告)暴行を加え、その後、死亡
して見つかるまで十数時間にわたり、ベランダに放置していたという。
 府警は、死亡前夜の暴行と、その後の放置行為が聖香さんを死に至らしめたとみて、さらに
詳しく調べる。

 捜査関係者によると、3被告は4月4日夕、小林被告の長男(6)を連れて外食。
自宅を出る際、玄関に衰弱して倒れていた聖香さんが「私も連れて行って」と懇願したが、
誰も聞き入れなかった。この時の聖香さんについて、杉本被告は「顔はひどく腫れ、青あざ
だらけで口の中が血だらけだった」と供述している。
 4人が午後10時半頃に帰宅した際、聖香さんは玄関に横たわったままだった。小林被告は
聖香さんが失禁していることに気づいて激怒、聖香さんを台所まで引きずり、暴力をふるい
始めたという。

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西淀川区女児虐待死事件 wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E6%B7%80%E5%B7%9D%E5%8C%BA%E5%A5%B3%E5%85%90%E8%99%90%E5%BE%85%E6%AD%BB%E4%BA%8B%E4%BB%B6

ひまわり署名プロジェクト
http://www.maylibridshope.syarasoujyu.com/index.html

子ども虐待防止オレンジリボン運動公式サイト
http://www.orangeribbon.jp


<再々掲>

児童憲章(昭和二十六年五月五日)
  
われらは、日本国憲法の精神にしたがい、
児童に対する正しい観念を確立し、
すべての児童の幸福をはかるために、この憲章を定める。

  児童は、人として尊ばれる。
  児童は、社会の一員として重んぜられる。
  児童は、よい環境のなかで育てられる。

※一~十一 略

十二 すべての児童は、愛とまことによって結ばれ、よい国民として
   人類の平和と文化に貢献するように、みちびかれる。






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